NASDAQ100ゴールドプラス

投資

大切なのは間違いなく「確信の持てる投資家」であることでしょう。自分の知らないことや理解できないことに安易に手を出し、大金を注ぎ込むと、悪い結果になりがちです。

デイヴィッドM.ルーベンシュタイン. 世界の天才に「お金の増やし方」を聞いてきた (pp.140-141). 文響社. Kindle 版. (Amazon)

世界的な投資会社ブラックストーン社の社長兼COOジョン・グレイはこのように述べています。

この言葉にもあるように、自分が投資する対象を詳しく知ることで、投資の成功確率を高めることができると思います。この記事では、積み立て投資しているTracers NASDAQ100ゴールドプラスの概要を紹介します。

※最新の情報は日興アセットマネジメント社のウェブサイトを確認ください。

概要

  • 設定日:2025年1月24日
  • 投資対象
    • 米国株式(NASDAQ100指数に連動、税引後配当込み・円換算)
    • 金(ブルームバーグ金サブ指数、先物取引)
    • 米株100%(NASDAQ100)+金100%(先物インデックス)=合計200%の名目エクスポージャー。
  • 特徴
    • 米国株式100%+金100%=純資産総額の200%相当額に投資(レバレッジ型分散ファンド)
    • 先物取引を活用し、資金効率を高めつつ分散効果を狙う
    • 為替変動リスクは先物部分では限定的

リターン

Tracers NASDAQ100ゴールドプラスは直近3カ月間で+17.9%と非常に高いリターンになっていますが、期間が短すぎるので、あまり参考になりません。

1986年以降のNASDAQ100リターンと、1915年以降のゴールドのリターンから、(過去データにもとづくと)長期リターン(CAGR近似)は年率+11~13%と見込まれます。リスク(標準偏差)は32~37%です。したがって、短期的には、-25%~+50%ほどの振れ幅が想定されます。過去データからすると、直近のリターンは上振れており、下方修正が起きる可能性があります。

ただし、これらはすべて過去データからの推計であり、将来も同じ傾向が続くとは限りません。投資は自己責任で。

実質コスト

実質コストには、信託報酬に加えて、先物のロールコスト・スプレッド・カストディ・監査費用などが上乗せされますが、Tracers NASDAQ100ゴールドプラスは今年発売開始されたばかりで、決算報告書が開示されていません。

参考になりそうなのは、Tracers S&P500ゴールドプラスです。Tracers S&P500ゴールドプラスの実質コストが0.36%で、信託報酬に+0.16%のコストが上乗せされています。(ウェブサイトはこちら

Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの信託報酬は年率0.308%(税込)です。したがって、信託報酬に+0.16%のコストが上乗せと想定すると、0.47%ほどの実質コストになると見込まれます。ただし、先物のコストが変動するため、ある程度レンジで見込んでおき、そのコストでも投資したいと思うか考えるほうが、後々後悔しない判断につながると思います。具体的には、実質コストは0.4~0.7%ほどのレンジに収まる可能性が高いと思います。

(参考)Tracers S&P500ゴールドプラスの実質コスト:

使い方

個人的には、レバレッジ投資でありリスクが大きいので、コアを別に持っておき(例:オルカンなど)、その上でのサテライトとして投資する使い方がよいと思い、そのような使い方をしています。投資への期待や、リスク許容度は個人個人で違うので、投資は自己責任で。

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