日々、さまざまな書籍を読んで、読書メモをまとめています。今回は、デイル・ドーテンの『仕事は楽しいかね?[新版]』(Amazonで購入する)についてお話しします。この本は、物語形式で読みやすく、仕事の日常に新しい視点を与えてくれます。累計37万部を超える人気作で、短い時間で読めますので、忙しいビジネスパーソンにもおすすめです。仕事が少しマンネリ化してしまったり、もっとキャリアを伸ばしたいと思っている方に、きっと役立つ内容です。それでは、私の読書メモをシェアします。
#1 本書をなぜ読んだのか?
私はブログ運営を仕事にしていますが、毎日の作業がルーチンになりがちで、もっと創造的に取り組むためのマインドセットを学びたいと思いました。仕事のモチベーションを保ち、キャリアアップにつながるヒントを探していたところ、この本のレビューで「仕事の捉え方が変わった」という声が多く、興味を持ちました。サラリーマン生活で同じような悩みを抱えている方には、共感できるきっかけになるはずです。
#2 本書の中で特に印象に残った内容は?
この本は、空港で足止めされた主人公が、謎の老人マックスと出会い、仕事の楽しみ方を学んでいくストーリーです。短い本ですが、印象的な言葉がたくさんあり、日常の仕事に活かせます。特に心に残ったのは、以下の2つです。
- 『僕は、たった一つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。これは試すことを続けなければならないということだ。そして試すこととは、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにな、手当たり次第に、あれこれやってみるということだ。』
この言葉は、毎日新しい挑戦を続ける大切さを教えてくれます。仕事がマンネリ気味の方にとって、ルーチンを抜け出すヒントになると思います。私自身、ブログを書く中でいつも同じ方法に頼りがちですが、これを読んで試行錯誤を積極的に取り入れようと思いました。
- 『僕は、作曲者の作品にどんどん新しい解釈をほどこそうとしていらっしゃいますよね、とランバルに尋ねた。そしたらランバルはこんなことを言ったんだ「コンサートで何回か、持てる力を尽くして、ある曲を完璧に演奏できたとします。そうしたら、翌日のコンサートではまた持てる力を尽くして、さらに素晴らしい演奏をするんです」 すごい!完璧以上に素晴らしいなんて。論理としては筋が通っていないけど、それを聞いた途端、僕はハッとひらめいたね。ランバルの言葉は、完璧というものに対する僕の考え方を永遠に変えてくれた。完ぺきでは十分じゃない。まだ試してみる必要があるってことなんだってね。』
完璧を目指すだけでなく、それを超えて挑戦し続ける姿勢が素晴らしいです。これは、キャロル・ドゥエックの『マインドセット 「やればできる! 」の研究』(Amazonで購入する)でいうGrowth mindset(成長マインドセット)の考え方に通じていて、キャリアアップを目指す方に特におすすめです。レビューでも「試行錯誤が成功の鍵」という声が多く、私も完璧と思ったところでさらに一歩踏み出す勇気をもらいました。本全体を通じて、例え話が豊富で、仕事の成功は運ではなく積み重ねだと実感できます。
#3 本書はどんな人におすすめか?
この本をおすすめしたい方は、以下の3つです。レビューを参考に、仕事の悩みを抱えやすい方を想定しました。
- 仕事がマンネリ気味のサラリーマン:毎日のルーチンから脱却し、毎日違う自分になるヒントが得られます。モチベーションを再燃させるきっかけになるでしょう。
- キャリアアップを目指すビジネスパーソン:柔軟なマインドセットを学び、創造性を高めたい方にぴったりです。目標に縛られず、試す姿勢が成長を加速させます。
- フリーランスや起業を考えている人:試行錯誤の重要性がわかるので、独立後のキャリア維持に役立ちます。
レビューを見ると、「すぐに実践したくなった」という感想が多く、幅広いビジネスパーソンに響いているようです。
まとめ:仕事の楽しさを再発見しましょう
『仕事は楽しいかね?』は、短時間で読めて、仕事の捉え方をポジティブに変えてくれる一冊です。私のようにブログで働く人にも、日常のヒントが満載です。仕事がマンネリ化したり、キャリアアップの壁を感じている方は、ぜひ手に取ってみてください。きっと、明日から新しい挑戦がしたくなるはずです。興味をお持ちの方は、Amazonで購入するをご検討ください。新版は挿絵も追加され、読みやすくなっています。あなたの仕事がもっと充実したものになりますように。